XR230 2008

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XR230 2008モデル

やっと出てきましたねと言うのが本音です。
2007年の初夏から盛夏にかけてホンダにXR230の車体が全く無くて、大勢のお客様にご迷惑をおかけ致しました。
過去のホンダの生産パターンからみると一番オートバイが売れる時期に全くモノが無いという異常事態でした。
買う気満々でお越し頂いたお客様の期待を裏切ってしまうほどつらい事はありません、今までこの仕事続けて来た中でもかなり深刻な事態でした。
しかし、2008年モデルが発売されましたのでいつ何時でもご購入頂ける状態になりました。

今回インジェクションでは無くキャブレターで発売してくれたのは我々にとって歓迎すべき事です。 インジョクションにする為には色々なセンサーが必要になります。
それによって電装系の大幅な変更が必要になります、単純に申し上げると間違いなく値段がもっと上がると言う事です。
キャブレターのまま必要最低限で最大の効果と言える変更で済んだのも、元々の燃焼がクリーンならではの事です。 この「燃焼を企画・設計」した方に感謝です。

さて2008年モデルになったXR230ですが、ここではパッ見て目に付いたデティールを紹介して行きましょう。 排気ガス浄化装置に関しましては各二輪専門誌を見て頂ければ詳しく掲載されていますので、ここでは省略させて頂きます。

今回全ては紹介しきれませんが、また随時アップして参ります。

変更点①ハンドルストッパー

写真:左2007モデル :右2008モデル


2008モデルでは右シュラウドの内側にソレノイドバルブが装備されました。
その装置にフロントフォークが当たらぬ様ステアリングストッパーが少し長めになりました。
これでもまだCRF230FやXR250よりはるかに小回りが利きます。
どうしてももう少し切れ角が欲しい方は自己責任の上でハンドルストッパーを加工して頂ければ良いと思います。
右の写真でシュラウドの所にちょっとだけ写っているアルミの物体がソレノイドバルブです。

変更点②エキゾーストマフラー

写真:左2007モデル :右2008モデル


ご存知の通りサイレンサーには触媒が装備されました。
その分重量が増えていますのでサイレンサーマウントのステー位置が変更されています。
つまり2008年モデルに2007年以前のサイレンサーは取り付け出来ないと言う事です。
重量のあるサイレンサーのステー位置は結構操縦安定性に影響が出るのものです。
わかる人にはわかると思いますがこの位置は素晴らしいと思います。

変更点③ 小型軽量化されたセルモーター

写真:左2007モデル :右2008モデル


何故かこういった所はあまり媒体には取り上げられていません。
ここは技術的に素晴らしい所なのに不思議です。
少しでも軽い部分を作って重量増加を必要最低限に抑えたいと言う姿勢の表れです。
これもまたユーザーの為の企業努力だと思います。

変更点④ ホーンの移動と左サイドカバーのクリップ

写真:左2007モデル :右2008モデル

先に説明させて頂いたソレノイドバルブの取り付けに伴い、今まで右側にあったホーンが左へ移設。
左サイドカバーですが意外と脱着する機会が多いものです、写真の黒いクリップは爪で押せば簡単に取り外しが出来ます。 今まではプラスドライバーが必要なクリップでしたがこれでひとつ使う工具が減りますね、良い事です。