過去の参戦記

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2006年 第22回 サンシャイントライアル

■トレッキングクラスにチャレンジ!
◆本当にサントレ行けるの?
うーん、予定が合わないなあ。
こんな状態でサントレに行けるのだろうか?
実は当日だって用事入っているし本当に大丈夫かなあと思いつつダメもとで僕とmattはエントリーを済ませた。
結局は入っていた予定をぶっちぎって参加!(すいません)
今回は下見を兼ねての参加、とても面白かったのでとにかく来年は皆で行きましょうね。
さらにペペロンスズキに往復の運転を手伝ってもらい本当に助かった、この男精神的にも体力的にも本当にタフなので実に役に立つ。
実際彼がいなかったら今回の参加は不可能だった、ペペロンありがとう。
今度ご褒美にペペロンチーノご馳走するね。

◆午前0時は伊武雅刀
サントレは土曜日のイベントなので金曜の夕方には出発しようと予定していたが急な故障車の引き取りなどもあり、バイク積載用トレーラーを羽村まで取りに行ったりとなんだかんだで出発準備が整ったのは午前0時。
東京FMのジェットストリームを聞きながら出発、ナレーターの伊武雅刀ってN山に似てるよねって話が出たのは当然かもしれない、もちろん顔だけじゃなくて・・・
車検開始は翌朝午前6時から、あせるとロクな事にならないので遅刻を覚悟の上で深夜の東北道を大人のペースで走る。
運転はペペロンに任せて僕とmattは仮眠zzzzzz。
夜明け頃に目が覚めると車窓の外に栗子国際スキー場が見えた、確か20年位前に全日本トライアルが開催されて見に来た場所だ。
まだ直樹師範が国際A級2年目位でバリバリの若手、かなり懐かしい。
さあここからもうひとっ走りで会場の白鷹スキー場だ!
そのままスムーズに走って会場には午前5時半に無事到着、ああ良かった。
駐車場は全て舗装、トレーラーなので二台分駐車スペースを使わせて頂くが余裕たっぷりでキチンと駐車出来た、さすがにスキー場である。

◆帝王キシイ・ランプキン様
キシイ・ランプキン様は朝から余裕しゃくしゃく。
サントレの掟?(キシイ・ランプキン様にに勝ってはいけないなど・・)について色々とご指導頂いているのだがとにかく眠い。
僕は日頃から眠い顔をしているのでそれも相成り加速度的に眠いzzzzz
◆サントレのルール
ここで簡単にサントレの競技内容を書いておく。
サントレは通常の足つき減点のトライアルルールのセクションが9箇所、これは1-2-3-5のトライアルルールに準じる。

そしてもう一つがセクションの入り口から出口まで時間を競うタイムアタックセクションが7箇所。
こちらはとにかく早い方がいい、セクション内でスピードを要求される。
コケようがバックしようがエンストしようがとにかく90秒以内にセクションアウトすれば良い。
サントレならではの面白い設定、頭の切り替えも必要でゲーム性豊かである。
一回の大会で二度美味しいって感じだ。

◆「第一セクション」
しばらくぶりなのもあって第一セクションはもうガチガチ。
セクションはとっても簡単なのだがどうしてもどうしてもどうしても体の力が抜けない。
でもここはクリーン。

向こうに見える黄色いテープのセクションはトライアルハーモニークラスのセクション、こちらも易しいのでビギナーにオススメのトライアルイベントだ。
ここから次の第二セクションまで12km、結構あるなあ。
サントレは移動区間に醍醐味があると理解したのはこの後スグだった・・・
◆「べちょ~っ!」
コース移動中の林道で派手にコケた。
バイクは泥の林道で倒れたが僕は勢い余って林道脇の大きな石を超えて急斜面にダイブ。
上の方から「ダイジョーブですかぁぁぁ」とmattが声をかけてくれるがその声は全く心配していないどころか笑っているぞ、この野郎。(左の写真参照)
僕も落ちた急斜面をよじ登って行きながら「自分でも見事と思える位に大石を超えたよ、石だけに落ちる時にストーンって音がした」となど口走ったら「ワタナベさ~ん、もう一度落ちてみますぅぅぅぅ?」と言われたが、こんな素晴らしいフレーズがスムーズに湧き出てくるのも全てサントレの自然が僕にそうさせるのさ!

さて、バイクを確認するとフロントゼッケンプレートとハンドルバーパッドが吹っ飛んでいた。
レバー類は位置がずれている程度で曲がってもいない、とにかく頑丈です良く出来てますよXR230は。
朝霞の吉田さん、良いバイクを本当にありがとうね。

しかしコースはまだ序の口、その後の移動でも何回も転倒したが回数不明。
沢下りとかシングルトラックつづら折れ助走無しツルツル急斜面登りとか、ぬたツル下りの皮剥け丸太斜め超えとかあるから移動もそこそこ大変なんですよ。
一緒に走ったセローの関さんも後方でさりげなくコケているらしいのでコケるのは俺だけじゃないんだと何故かミョーに安心(ほっ)。

移動コースは通常のエンデューロレースでは絶対に出てこないものばかり、道がかすかに見えるヤブ漕ぎは当たり前。
登山道みたいな道も沢山あった、と言うよりあれは完全に登山道。
1年に1回だけ許可を頂いて走らせてもらえるからこその素晴らしいルートなんだね!
その登山道は先に書いたつづら折れのシングルトラック、路面はつるつるで光っておりN山とか柏さんのオデコのようだ。
柏さんのギャグは滑りまくるのでこの場にはあまりふさわしくないななどと思いつつルートをサクサク進行する。
当然ながら僕らの前にもバイクが数十台通過しているはずだがその路面は掘られること無く信じられない位に傷んでいない。(素晴らしい)
これは参加者の意識の高さが理解出来るというものだ、移動ルートの途中では山村の民家の玄関先を走る事もある。
参加者はそういった所を通過する時は自然とスピードダウン、畑仕事をしている皆さんには必ず会釈をしている。
こういった部分も毎年走行使用許可を頂く上では大きな要素になっていると思う。

より詳しいレースレポートはmatt君の書いた物是非読んで頂きたい。
僕も今回色々感動した、mattはもっと感動した。
彼の文章は素晴らしく、感動が少しでも伝われば幸いである。

そうそう、サントレはやたらとヤブ漕ぎが多い。
ジェットヘルメットの方はフェイスガードは絶対必需品。
ここで今回僕が使ったウェア類などを紹介しよう。
来年出ようと思っている方は読んでちょうだい。
◆「ヘルメット」
ショウエイホーネット、シールド付きのオフロード用フルフェイス。
ツーリングトライアルはエンデューロレース程泥まみれにならないし、走行移動距離も長いのでこの選択は正解。
ゴーグルが無いので視界が広く結果として疲れない。
雨などが降った場合ゴーグルだと頬から首を伝わりウェア類に水が侵入するがこのシールド付きだと胸元から下くらいしか濡れず、首からの水の侵入は皆無に等しい。
シールドをほんの少し開けておけば全く曇る事も無く優秀なベンチレーションと合わせ快適そのものである。
今回はヤブ漕ぎで大活躍だったが、場合によってはシールドを外してゴーグル使用もOK。
これからオフロードヘルメットを購入する方は是非参考にして頂きたい

◆「ブーツ」

ガエルネバランスデュエ、これはトライアル専用で現在僕のメインブーツ。
もちろんフジガスや小林直樹師範も愛用の晩品。
サントレ参加者は圧倒的にトライアルブーツ派が多い、ガエルネEDproも何名かいたがこのイベントでは正解だ。
トライアル用は競技の性格上セクションの下見で歩く事も性能に含まれているので最近はツーリング専用として使う人も多い。
必要最低限のプロテクションなのでマシンの繊細なコントロールや路面からの情報量はエンデューロブーツの比では無い。
軽いしグリップも良く言う事なし、山育ちのガエルネの真髄ここにありき。

◆「ジャージとパンツ」 僕はフランス製ファーストレーシングのウェア類を愛用している。
輸入元は同じ府中市内に居を構えるTAMレーシングプロダクツさん。
素材はマイクロメッシュを使用しておりキープドライで着心地抜群!
僕はジャージの下にホンダのクールマックスのTシャツを着ている。
クールマックスを知ってしまったらもうコットンのジャージは着れない。
汗などの水分もすぐ乾かないし重くてまとわりつく、僕の様に体の弱いおぢさんは風邪ひいちゃいますね。

このファーストレーシングの製品はあえてアメリカで国内で売っていないと言うのも魅力かもしれない。

◆「グローブ」
ファーストレーシングのグローブ、今回トライアル専用グローブで出ようか迷った。
しかしこのグローブの方が手に馴染んでいる事もあり力も入れやすく指周辺の生地が薄くてレバー類への操作感が良かったのでこれで正解!
今回はぶっ飛ぶことも多かったので安心だった。

◆「デイパッグ」
こちらもファーストレーシングの製品
デイパックとキャメルバックがニコイチになっている誠に便利な製品。
正確に言うとキャメルバックにデイパックの荷室をドッキングさせてあるクリエイティブなバッグ。
キャメルバッグの容量は2Lと必要にして充分。
使用後のビニールパックも清掃がしやすくとても衛生的(コレ大事!)。
デイパックの部分も結構な容量があり、雨具とスペアパーツはラクラク入る。
移動の時はショルダーストラップを緩めてデイパックの下部をシートの上に乗せておくようにすると疲れない。 これはありそうでない本当に超便利なバッグ、デザインもいいし普通に街中でも使えます、絶対にオススメです。

◆「野口装美製スペシャルシート」
このシートを使わせて頂いて丁度1年。
表面のアルカンタラはビニールレザーには無い高級な触感がありリヤタイヤの感触をしっかりとお尻から脳に伝えてくれる。
皆さん写真をよーく見て下さいね、手で触れた後が残るスエード調の表皮でちょっとゴージャスな感じがします、しかしこのシート濡れるとモトパンをしっかりホールドしてくれてずれません。
実際エンデューロでも使ったけど疲れません。
今回のコースは120kmと長丁場だったがお尻が痛くなる事も無く快適そのものだった。

◆「oshiro 時計付きバーパッド」
oshiroと言う名称、フランスなので大城なのかもしれない。まあどうでもいいんだけど。
実はこれもファーストレーシングの製品、ココんちは本当に便利な物が多くて嬉しい!
田村君今後もいいもの輸入してね!
これがなければサントレは成り立たない、というのは大袈裟かもしれないが点数記入のカードとペンを挟めるのは大変便利。
何度も転んだがどこかへ行ってしまう気配も無く非常に安心。
時計も表示が大きく見やすく、タイムコントロールの計算がし易い。
本体はファットバー用のタイプだけど僕の様にクランプ・バーを付けない人間にはこれが使い易い。
クランプ・バーが無いとステア状の登りで体を前へ入れられるのと手首に負担がかからないので僕は好きなのです。

◆サントレに出よう!
サントレに参加させて頂く以上、上位を狙いたいと思うのは競技と言う性質上誰でもある事かもしれない。
しかしそれはキシイ・ランプキン様お一人に任せておけばよい。
勝負にだけこだわると見るべきものが見えない場合がある。

山形県白鷹町の大自然、そしてサントレスタッフの笑顔とおもてなし、それだけでも東京から行って良かったと思えるものがここにはある。
僕がそれと同じ事を感じたのは会津チーズナッツパークでのレースと川内村のギャロップED、ここにもまた行きたい。

とにかく順位とかは気にしない方がいい、誰よりもこの大自然を楽しんだものが勝ちなんだ。
今回僕も結果はボロボロだったが凄く楽しかったよ!・・・

◆mattは今回大健闘!
午前中だけでタイムオーバーが大勢出たにもかかわらずキチンと走りきったのは立派。
移動区間の林道で「これ以上早く走れないよ~」とかなり泣きっ面になってたけど本当にがんばったと思う。
自分がmatt位の経験値だったらとても走りきれずにリタイヤしていたかもしれない、日頃考えてライディングしている成果がはっきり出たね。
特に第一セクションのフォームはいい、なかなか背中を伸ばしたフォームは作れないものだよ。
また来年も僕と関さんで山中で引きずり回しの刑に処したいと思っているから覚悟してね。
今回は組んだ相手が悪かったとあきらめて精進するように
関さん、是非また僕らと走りましょう、mattはいぢめ甲斐ありますよ~

◆サントレ関係者の皆さんへ
大会委員長馬場さん・鈴木ひろ@事務局さん・とれっくか~ちゃん&と~ちゃん&常連の皆さん・今回は本当にお世話になりました! また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
「走らせてもらって ありがとう」