サンシャイントライアルは3つのクラスが設定されています。
トライアル車で行われる「ハーモニー」「パラダイス」の2クラス。
そして我々のトレール車のために設けられている「トレッキングクラス」です。
ここではトレッキングクラスにエントリーする車両とその準備に関して簡単に説明してみようと思います。
●サントレに要求されること〜車体編
@参加車両
公道走行可能な51cc以上のオフロードバイク、有効な自動車損害賠償責任保険を備えたもの、
となってます。
「公道走行可」ですから、きちんと動作する保安部品が必要です、もちろん車検もあります。
昨年、実際にチェックした項目は以下の通り。
・灯火系(ヘッドライト、ブレーキランプ、ウインカー)
・有効なバックミラー(もちろん折りたたみ式はOK)
・リフレクター
・ホーン
・排気音量
・キルスイッチ
・サイドスタンド
・ナンバープレート
・タイヤ(公道不可タイヤや禁止タイヤだと出走させてもらえません)
・オイル漏れ
・ゼッケンプレート
@タイヤ
フロントに関しては特に規制はありません。
リアタイヤはノーマルタイヤか自然保護と路面保護の為トライアルタイヤ、又はFIM規格によるエンデューロタイヤに限定されています。
※ミシュランAC10については公道OKなタイヤではありますがFIM規格以上のブロック高なのでサントレでは使用禁止です。
※ヤマハトリッカー及びミニモトサイズ(19〜14インチ)の車両については「みなしFIM規格」としてブロック高13mm以下のモトクロスタイヤの使用を許可します。
僕の個人的なお勧めになりますが、サントレは沢や濡れた岩、皮剥け丸太などのセクションが多いのでやはりトライアルタイヤがかなり有利です。
サントレで使える公道走行可のトライアルタイヤはIRCのTR011ツーリスト(バイアス)とミシュラントライアルコンペティションX11(ラジアル)の2種類です。
◎トライアルタイヤはチューブレス
両方ともチューブレスタイヤ(チューブタイプが無い)なのでチューブタイプのホイールに装着した場合、グリップの良い空気圧にしてしまうとどうしてもビードが落ち易くなるのでビードストッパーを必ずダブルで装着して十分なビード落ち対策をしましょう。
ノーマルのトレール車両でリヤにチューブレスホイールを使用しているのは、ホンダではSL230です。
このホイールはホンダ車では広く互換性を持っているので、ホンダ・トレール車の皆さんにはお勧めです。
僕はXR230-WADACHIにSL230のチューブレスリヤホイール+ミシュランX11(チューブレス)を装着して参加しました。
このSL230のチューブレスリヤホイール、他に互換性のある車種はXR250R(ME06/08)・XR250(MD30)・XR230(MD36)になります。
この車種ならばチェーンラインも一緒なので全く問題無く安心して使う事が出来ます。
よくCRM250RやAR、XR400RにもSLのチューブレスホイールが使えないのかとの質問を受けます、シャフト径やアクスル全体のスパンやブレーキラインも同じなので使えない事はありませんが、CRMやXR400Rの方が若干チェーンラインが外になりますのでSL230のハブとリヤスプロケの間に適切な厚さと大きさのスペーサー(ワッシャ)を入れてチェーンラインがキチンと出る様に調整して下さい。
ちなみにこれは自己責任で行って下さいね、この件に関して私は一切責任は持ちません、はい。
それにしてもSL230の新品チューブレスホイールは高いですねー、税込みで5万円程します。
ヤフオクで探すのも手段の一つですが中々出品が無いのが現実です。
その他の方法としてはSL230を持っている友達に言葉巧みに近づいて、サントレに出るときだけ「おみやげ買って来るから」とか言ってリヤホイールを借りるとかは良い子はやってはいけませんよ。
ちゃんと新品をストラーダで買いましょうね
●スト辺的サントレお勧めタイヤ
◎トライアルタイヤ
お勧めはミシュラントライアルコンペティションX11。
これは我らの帝王キシイランプキン様もご愛用のタイヤ!
正直価格がちょっと高いです(リヤだけで¥15000位)、そのかわりあらゆる路面でのインフォメーションとトラクションは他の追従を許しません。
僕はこのタイヤでオフロードライディングを覚えて来ました、今でも僕の中でタイヤに対する感性のマスターピースになっているのは間違いありません。
IRCのTR-011ツーリストも公道走行可のトライアルタイヤとしては充分以上の性能を持っています。
これはその昔ヤマハから国内販売されていた公道仕様のTY250Zスコティッシュの純正タイヤです。
このマシン、国産初のアルミフレームの公道オフロードバイクですぜ、皆さん知ってます?
こちらはミシュランに比較してかなりお安く、前後あわせてもミシュランのリアタイヤ1本分+αのお値段で手に入ります。
もちろん両者ともにリアはチューブレスになります。
◎エンデューロタイヤはどうなのよ?
他のレースやサントレの様なイベントなどでそんなに使わないのであればエンデューロタイヤでも充分です。
それでも何を履いていいかわからない人は下記のタイヤがお勧めですね。
・ブリヂストン
・ED661(フロント)
第一回の「ギャロップX」にXR250で参加させて頂いた時に使ったのがこのタイヤ。
特筆すべきはキャンバーの斜め下りなどでもグリップが素晴らしく随分ラク出来ます。
時間が無くて練習出来ない分、本当にコイツには助けられました(涙)
しなやかですが腰砕けにならない実に不思議なタイヤ、クロスカントリー的な使用には最適です。
・ED660(リヤ)
一見普通のエンデューロタイヤですが実際使ってみると他のエンデューロタイヤとの性格の違いに驚きます。
低速時はトライアルタイヤの様に面で路面を包み込む特性になり、ある程度スピードが出るとモトクロスタイヤの様に性格が変化します。
まさに変幻自在のトランスミッションが装備された・・そんなタイヤです。
さらにインフォメーションの豊かさが強力な武器で、特にサントレに良くあるキャンバーや登山道で差が出ますよ(ぼそっ)。

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