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▼ ビバ!業界人 |
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■ビバ業界人!第2回目は尋常でなくベテランなこの方
鞄輪車新聞社 編集長 小川 孝さん(オガワ タカシ) 僕は彼の事をこう呼んでいる「heritage of 二輪業界」
二輪業界、とりわけ媒体関係者のなかで知らない人はいないであろう御仁がこの小川孝さんである。かのミック・ジャガーと同じ齢にして、同様の名前の浸透度を業界で誇っている。 またの名を業界の小さな巨人ファン、もとい「小さな巨人」な方である(たしかに小さいが・・・)。 ストラーダの近所に在住で、来店記録は間違い無くぶっちぎりで業界人トップでありストラーダの大切なお客様でもある。 いまでこそ、歯笛しながら毎週新聞をちょろっと出す、新橋の業界紙の素敵なおじさまだが、その昔はモーターマガジン社で、月刊オートバイの編集長として君臨。 まるでコロコロコミックのように分厚く広告のつまった月刊オートバイを、ばかすか売りまくった。 もちろん僕も当時は読者で毎月1日の発売日には必ず本屋さんへ足を運んだものだ。 ちょうど僕の手元に当時の月刊オートバイ誌がある。 1980年4月号、ちょっと中を見ると当時の広告が実に面白い。 例えばチョッパーショップの広告コピーが「NOWな商品が君達の来るのを待っている」とか「ひくい背を確実にのばす法」そこにはなぜかメンデルの写真が。 メンデルの法則と背をのばす事にどんな関係があるのだろうか、知りたい。 また、かのカソリさんを発掘したのは小川さんというのも、有名な話である。 その後は月刊カメラマン、月刊ホリデーオートなどの編集長を歴任し、現在モーターマガジン社の関連会社となる二輪車新聞社で編集長をつとめている。 見た目だけでなく、誰からも好意的に受け入れられる抜群の人柄をもつ小川さんだが、モーターショーのような会場では歩いていればやはり業界の重要人物が大勢挨拶にやってくる。 しかし、もう一方の小川さんの特徴である“そそっかしさ”がこんなところで顔をだす。 それを謳った句が、 “さんざんと 歓談したけど 「あれは誰?」”。 小川さんの特徴として、この“うろ覚え”と“はやとちり”などがあげられる。 その様々なエピソードを俳人達は次のように詠んでいる。 “会見に 急いで行ったら 前日だ” “本を買う 上下のつもりが 上ふたつ” “ヘルメット 探していたら 被ってた” “ゆりかもめ と言うつもりが 「海ほたる」” “会社にて 「みんな来ないなぁ」 水曜日”(※二輪車新聞社では毎週水曜は校正で、みんな印刷所直行) “和歌山さん つま先べったり うらやまし” “チャンピオン ヤマハの彼って 誰だっけ?” “普段着で 会見いくよ どこまでも” “でっけーなぁ 排気量でなく シート高” “シーシーシュー シーシューシーシー シーシューシュー”(歯笛) などである。 このような無邪気な人柄がしのばれるエピソードの数々は、今後も拡大傾向にあるのは間違いない。 ミック・ジャガーは70まで現役を貫くと、先頃宣言したとか。 最近お爺ちゃんになった小川さんだが、70までといわず、その人柄とエピソードで、ずっと周りを明るくしていって欲しいと願うばかりだ。
2006年 5月 |
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